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― 「今日も、ケンカ」を立ち上げたきっかけ ―

「今日も、ケンカ」を立ち上げ、“ケンカ棒”を作ろうと思ったきっかけは、我が家に2匹のかわいい家族が増えたからです。犬を実際に飼ってみると分からないことだらけで、楽しいながらも試行錯誤の日々でした。そしてペットのグッズがとてもたくさんあるということにも驚きました。

犬の口腔ケアと顎の発達を促すための「犬用はみがき（ガム・噛むおもちゃ）」もすでに多く出回っていて、安価なゴム製のものから、木製のものまで様々ですが、これらは愛犬が口に入れて遊ぶもの。「本当にこれは安全？」「かけらを飲み込んでしまったら？」等、気になることがたくさん出てきました。

そこで、安心できるものが少ないなら作ってしまおう！と考えたことが、ケンカ棒開発の始まりでした。

― 犬を飼う、ということへの思い ―

愛犬の夜泣きや無駄吠え、トイレの悩み、ソファーやテーブルは噛み傷だらけ……。かわいい家族の一員ですが、様々な悩みを抱えている方もいらっしゃると思います。私自身、実際に飼うまで知らなかったことがたくさんありました。噛むことはストレス発散だということ、散歩に行けないから吠えること、 妊娠してからたったの2ヶ月で子犬が産まれるということ。犬に限らず、ペットを飼うということには、かわいいだけではない大変さ、責任が伴います。

今はペットとして屋内で飼われている犬がほとんどですが、犬はそもそも屋外の動物です。外で土を掘ったり、木をかじったり、草を食べるのが自然の姿です。人の価値観が変わり、土の上を歩くのが汚いと言うようになりました。犬が自然に遊んでいた道具が身近になくなってしまいました。飼えなくなった犬を捨てるようになりました。

自然の動物を不自然に変えてしまったのは、人間なのかもしれません。我が家の2匹の愛犬も、やはり大切な家族の一員です。自然に親しんでいる姿を見ると少しホッとします。人とペットが自然に楽しく共存できるような社会でいられるように、ささやかですがお手伝いしていきたいと思います。

今は、少しでも早くコロナウイルスが収束し、日常の生活が戻ることを祈るばかりです。

代表　堀田竜太郎