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2021.02.18

噛み癖の傾向と対策

犬は噛む動物


———犬はもともと「噛む」動物です。

食事をする際はもちろん、じゃれているときにも噛みつくことがあります。
その習性を利用して犬に役割を与え、人間の仕事の手伝いをさせてきた歴史もあります。そのため犬種によっては噛むことが強化されている犬種もいます。

噛みつく犬は「危険な犬」、「怖い犬」だとみなされてしまうことが多くありますが、
犬が「突然」噛むなんてことはまずありません。
実際には犬の習性を知らないために犬が噛む前に見せるサインを見逃していた、なんてことがほとんどです。

———これらは私たち人間が意識していきたいですよね。

犬が噛みつく習性を知って噛まれないように人間が気を付けること。
人間と暮らす上で犬が噛まないようにしつけること。

 

  • 日本犬

    柴犬・秋田犬・甲斐犬・紀州犬・四国犬・北海道犬

    日本犬は猟犬として活躍してきましたが、欧米の猟犬とは異なり、チームでの狩りではなく飼い主と1対1での狩りをしてきました。
    そのため飼い主には忠実ですが、見知らぬ相手へは強い警戒心を持ちます。
    警戒心で噛みつくことは十分に考えられるため、むやみやたらと手を出すことはやめましょうね。

    日本犬を飼育する際は、飼い主がしっかりとした知識を身につけ、人間や他の犬と関わる上での社会性を促してあげましょう。

  • 小型犬/愛玩犬

    チワワ・トイプードル・ポメラニアン・ヨークシャーテリア・パピヨン・シーズー・フレンチブルドッグ

    愛玩犬とも呼ばれるコンパニオンドックの多くは、その多くが室内で飼育される小型犬です。
    これらの愛玩犬は基本的には友好な性格が多いといわれますが、中には自分の居場所を守るために警戒心が強い傾向の犬種もいます。
    愛玩犬は飼い主と触れ合うことが何よりの喜びとなる犬種が多いですが、それらが不足していたり、社会性が不足していると見知らぬ相手への警戒心が高まります。
    そのため来客や見知らぬ相手へ噛みつくといった場合があります。
    不安や恐怖、自分のテリトリーを守ろうとするための噛みつきだと考えられます。

    愛玩犬だからといって、友好的だとは限りません。
    子犬の頃から社会と接する機会を作り、安心できる居場所を与えてあげましょう。

  • 狩猟犬

    プードル・ラブラドールレトリバー・ゴールデンレトリバー・ビーグル・セッター・ポインター・アメリカンコッカースパニエル・ダックスフント

    人間のパートナーとして、狩猟の手伝いをする役割を与えられてきた狩猟犬。
    獲物を追いかける、獲物の場所を知らせる、獲物を回収するなどといったように狩猟の内容によっても細かく役割が与えられてきました。
    基本的にはチームで働くため、協調性が高く、友好的だといわれます。
    獲物を回収するような役割を与えられてきたレトリバー系の犬種は、甘噛みなどのイタズラが多い場合があるそうです。

    これらは習性の一つでもあるため、噛んだら離すといったトレーニングを意識的にするようにしましょうね。

  • 牧畜犬、牧羊犬

    シェットランドシープドック・コリー・ジャーマンシェパード・コーギー・マスティフ

    牧畜犬や牧羊犬も人間のパートナーとして、牛や羊のお世話の手伝いをしてきました。
    家畜を追いかけたり吠えることで誘導、外敵には噛みついて家畜を守る働きをしてきました。
    そのため動くものを追いかける性質を持つため、走る子供や走る小動物、自転車等を見かけると追いかけてしまう可能性があります。
    また、習性で吠えかかったり、噛みついたりといったことも考えられます。

    普段から運動をさせてストレスを発散させること、追いかけても良いものと悪いものをきちんとしつける必要がありますね。

  • テリア種

    ジャックラッセルテリア・スコティッシュテリア・ケアーンテリア・ノーフォークテリア

    テリア種と呼ばれる犬種は小動物を追いかけることで、人間の手伝いをしてきた犬種です。
    そのため動くものに対して反応し、興奮して追いかけ、口にくわえるといった習性があります。

    子犬の頃に甘噛みが許されてしまうと、成犬になっても癖が抜けないため、甘噛みの段階でしっかりとしつけを行いましょう。

 

———犬はもともと「噛む」動物です。

犬が噛むのは自然の行為であることを理解しましょう。
そのうえで、人間社会で暮らすためのトレーニングが必要になります。。
犬が噛みつかないようにしつけることは、犬を飼育する飼い主の義務でもありますね。

子犬の甘噛みだからといって許すことも、成犬になった時の噛み癖を助長します。
子犬の時は許されたことが、成犬になって突然禁止になっても犬には理解ができません。

また、ほとんどの場合、犬は噛みつく前にサインを出します。
「唸る」「吠える」「鼻を舐めている」「尻尾を高く上げる」などの警戒しているサインが出ている場合、むやみに近づかないようにしましょう。
犬は不安や恐怖で噛みついてしまいます。

———私たちが犬のサインを見逃さないことも大切です。


「遊びたい」「テリトリーへ侵入された」「ストレスでイライラしていた」「身体の調子が悪い」「家族や仲間を守るため」
など犬が噛むことには様々な理由があります。

犬が噛みついた時、最悪の場合は「危険な犬」だと判断されて保健所などに送られるということがあります。

———噛みつく犬にしてしまったことも、犬に噛みつかせてしまったことも、人間がそうさせた結果かもしれません。


犬の習性を良く知り、「噛みつかない」、「噛まれない」対策をしっかりとしていきましょう。
不幸な犬が出ないことを願っています。

 

対策として

  • 噛んでもよいものを与える

    犬に噛んでよい物といけない物の区別をさせることで、噛み癖を直すことができます。
    そのために、犬が楽しんで噛める物を与えてください。

    消化不良をおこす品虫歯予防を兼ねたガムや、ゴムやプラスチック製のオモチャなどもありますが、誤飲には十分気を付けてください。
    逆に噛み応えのある硬い骨や角などは歯の欠損や、破片が喉に刺さる可能性もあります。

    安全、安心なものを選んでくださいね。

    噛んでよい物を与えるときは、飼い主は大袈裟に楽しそうにしたり、犬の頭を撫でてあげてくださいね。
    犬は「これは噛んでも大丈夫」と認識し、噛んではいけない物から意識を遠ざけることができます。

  • 無視する

    犬が手や体を噛んできた場合は、何も言わずに無視してその場を離れて、それまでの空気を一気に変えてしまいましょう。
    「遊んで欲しかったのに、大好きな飼い主がいなくなってしまった」といった記憶を、噛んだ直後の記憶として植え付けます。

    とくに子犬に効果的ですが、噛んだらつまらない状況になることを子犬が学習し、噛み癖をやめさせることができます。

  • マズルコントロール

    犬が噛んだとき、マズルをつかみ「ダメっ!」と厳しい声で伝え、しつけるという方法があります。
    これをマズルコントロールと言います。
    母犬は子犬がいけないことをしたとき、マズルを噛むという行動を取って子犬を叱ります。
    また、マズルはつかんだ相手に降伏しているという意思表示になるので、主従関係がはっきりします。

    マズルコントロールは、犬が噛んだ直後に行わなければ噛み癖対策にはなりません。
    間が空くと、犬はなぜ叱られたのかわからなくなります。

    ※犬が興奮状態にあるときは、自分が噛まれてしまう可能性もあるので、対策としては若干コツが必要かもしれません。

  • お酢や専用スプレーを利用する

    手軽な噛み癖防止にお酢を使う方法があります。
    臭いや刺激を感じたり、お酢の味を敬遠して噛まなくなりますので、噛んで欲しくない物にスプレーしてください。

    犬の嗅覚は人間の100万倍~1億倍と言われています。
    お酢と水の割合は、1:100くらいで十分なので、濃すぎないように注意してください。

    お酢と同じ効果を得られる市販のスプレーも販売されています。
    犬が噛んだとき、苦い、まずい、といった嫌な記憶が刷り込まれ、噛まなくなる効果が期待できます。

    メーカーにより味や臭いに違いがあり、成分もまちまちです。
    健康被害もなく、家具などにも影響がない成分で作られているものを選んでくださいね。

愛犬のしつけで気をつけてほしいこと

噛み癖を直すため、ときには厳しく毅然とした態度をとることはとてもに大切です。
しかし、しつけ中に犬を叩いたり暴力的な言葉は、犬を怯えさせるだけでよい効果は得られません。

攻撃性が強い犬の場合、逆に反撃に出て怪我をする可能性もあります。
犬との信頼関係を築いていくためにも、怖がらせる方法は避けたいものです。

———愛犬にも心があるということを私たち飼い主も心にとめておかなければなりませんね。

犬の集中力は一説では10分~15分程度と言われています。
噛み癖をなんとか直そうと思うあまり、一度に無理やり覚え込ませようと思っても、犬は飽きてしまいかえってストレスを招くことになります。

一日の中で長くても15分、2回くらいを目安におこない、その後は犬がリラックスできる時間を作ってあげましょうね。
可能であれば、毎日決まった時間で行うとしつけの時間も犬の生活リズムとなり、負担は軽減されるはずです。


———愛犬としっかり信頼関係を築きましょう。良い主従関係をきちんと覚えこませましょう。基本に立ちかえれば、改善される可能性は十分にあるはずです。

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