適度に水を飲めば病気のリスクを下げる効果も

こんにちは、「今日も、ケンカ」です。
お客様から夏場🌞の健康管理でこんなご相談をいただきました。
「最近はあまりお水を飲んでくれなくて困っています。」
水分の補給は人だけでなくワンちゃんにとってもとても大切なことですよね。
今日は、少しだけお水についてお話しますね(^^)/

犬の身体は約60~70％が水分から成り立っています。意外かもしれませんが(^^♪
お水を飲まないでいると、体内の水分バランスが崩れて消化・吸収・体温調節などさまざまな体の機能に異常が生じます。
でも、お水をしっかりと飲めば、体内の水分バランスや各機能を正常に維持できて、さらには代謝がアップし老廃物が体外に出やすくなります。尿石症などの病気のリスクを下げられる効果も期待できるそうですよ。

1日に飲ませる水分量の目安は、犬の体重×50ｍlが目安になりますよ。
季節によっても必要な水分量の目安は変わりますが、特に夏場は、熱を体の外に出すために、普段よりも多く消費されてしまうので、どの犬種でも目安量より多めに飲ませてあげましょうね(^^)/　　（目安の水分量20％前後の差なら大きな問題はありません）

お水の種類は、カルシウムやマグネシウムの多く含まれているミネラルウォーター（硬水）よりも水道水（軟水）がおすすめです。硬水は過剰に飲み続けるとお腹の調子が悪くなったり結石のリスクが高まるからです( ﾟДﾟ)
水道水を浄水器に通したり煮沸してもかまいませんが、雑菌の繁殖のことを考えてこまめに取り換えてあげてくださいね(^^)/

とても大切な飲み水ですが、最近はあまり水を飲まないワンちゃんが少なくないのだとか…

お水を飲んでもらうコツ

お口の周りにお水をぬってあげるとワンちゃんは舐めてくれますが、お水の出し方や、場所を工夫してあげてみるのもいいかもしれませんね(^^)/

• プラスチック製のボウルや、舐めて飲むタイプの給水器で飲ませているのなら、陶器かステンレス製のボウルに変えてみてもいいかもしれませんね。それだけで飲む量が増えることもありますよ(^^)/
• 普段は常温のお水で充分ですが、暑い日なら氷を浮かべてみてもいいですね。ただ
  氷を喉に詰まらせたり、あげすぎてお腹を壊す子もいますから注意してあげてくださいね。
• 家の中の複数の場所に飲み水を置いてあげてください。リビングなど飼い主さんのよくいる場所に置いてあげると安心しますよ。こぼさないように(^^♪
  ただし、日の当たる場所は、お水が傷みやすくなるのでなるべく避けてくださいね。
• ドライフードをお水やぬるま湯でふやかしてあげても水分の補給ができますよ。
  お水をゼラチンや寒天で固めてゼリー状にしたものをおやつとして与えてもいいですね。少し手間はかかりますが(^^♪

大切なお水で愛犬の夏の暑さ対策や健康管理に役立ててくださいね(^^)/

For　a　good　life　with　your　dog　！